柿の種中毒治療日記

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Portrait in Jazz

修理に出していたアンプが戻って来た。リレ−2点の交換で8000円ほど。修理に出してずーっと使えるというのはいいもんだ。このオーディオを買ってからちょうど10年。10年前、ちょうど上京したての春に1枚のCDを持って秋葉原のオーディオ専門店に行った。その時のCDがビル・エヴァンスのPortrait in Jazz。そこでいろんなアンプとスピーカの組み合わせを試させてもらったのを思い出す。はじめていいオーディオでこのアルバムを聴いたときは本当に感動した。音の粒が一つ一つ煌めいている。目の前に彼らがいて、息づかいが感じられるかのような錯覚を起こす。
いつのまにかビル・エヴァンスのスリリングでドライブ感の強い枯葉よりキャノンボール・アダレイの渋い枯葉が好みになってたんだけど、またこうやって聴いてみるとやっぱりどちらも甲乙つけがたく素敵だな、と思う。

Portrait in Jazz

Portrait in Jazz