柿の種中毒治療日記

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ジョゼと虎と魚たち

遅ればせながら、『ジョゼと虎と魚たち』を見る。自分の中の『若気の至り』感を刺激される映画だ。身障者との恋愛に結局耐えきれずに逃げ出す主人公の弱さが腹立たしくもあり、とはいえ理解できなくもないという中途半端な気分。ただこの映画、間違っても『純愛』とか『ピュア』とか呼べる代物ではないと思うがそこんとこどうなんだろうか。ジョゼと別れて上野樹里演じる薄っぺらーい女の所に戻り、さらにその女の子の前で号泣、とかさ。。まあ恋愛って理屈や理想やガッツだけでどうにかなるもんでもないのでそもそもこういうグダグダなものなんだろうし、一つ一つのセリフは結構ぐっとくるものも多いし、さらにはくるりの『ハイウェイ』が絶妙なので、結局見て満足借りて満足なんだが。