彼女がミスドのドーナツを急に食べたいと言い出し、夕方ちょいと芦屋駅まで往復30分歩いて来た。そこでなぜか高校の時の文化祭の事を思い出した。
僕の住んでた街にはミスドがなかったこともあり、隣の町にあるミスドからドーナツを大量に仕入れて文化祭で販売したのだ。記憶が確かなら、かなり盛況だったような気がする。ただしこの試み翌年からは禁止されてしまった。理由はあまり覚えていないけど、高校生らしからず商業主義的すぎるとかなんとか批判があったような。
誰のアイディアだったか今となっては思い出せないけど、これってかなりいい目のつけどころだし、これを商業的だからダメと言って禁止するのってもったいない。需要はあるのに供給はないんだから、そこに必要なものを持って行って販売する裁定行為っていうのはビジネス(というより商売)の基本中の基本だ。どういうものを持って来たら売れるのかという事から始まって、さらに大量購入するんだから仕入れ値を値切れないかとか、いくらまでのプレミアムを価格にのせられるのかとか、そういうことを学ぶとってもいい機会だったんじゃないだろうか。*1
高校時代にビジネスだったり経済だったりについて学んだ記憶なんてちっともないけど、そういう教育もありなんじゃないかと思った次第。*2