まったくもって期待はずれ、というか実は逆に期待が低かった分それをはるかに上回る面白さ*1。原作好きだったので逆になぜか敬遠していたのがもったいない。のっけからCreamのWhite Roomがクールすぎる。そして肝心のストーリーの方も底抜けの突破力。暴力体育教師に中学高校の時の理不尽な管理教育アホ教師どもを思い出してむかつきながらもワクワクする*2。爽やかというにはほど遠いけど、熱い。小説の方のどろどろした暗さがあまり感じられないけどその分バカ笑いできる。
ただまあ、これをみて団塊・全共闘世代はなんて熱かったのにイマの若者は・・・なんて論調になることはないね。その団塊世代だって別にその熱さを保ち続けている訳じゃないしさ。自分がどんどん保守化していって自分の過去を美化して、自分に理解できなくなってしまった若さをさして、アホな世代間闘争的「イマの若者は」論調にならないようにしたい。猪木信奉者でもなんでもないが『馬鹿になれ!』っていうのをずっと持ってたい。しかしこれがPG12指定ってどういうことだ??
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