柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

砥部焼

フェリーの航海は順調、気付けば一つ目の寄港地今治を出港した後でいよいよ松山へ。朝のフェリーの中は大忙しだ。歯磨きをする人、顔を洗う人、荷造りをする人で活気がある。そんな中、7:40に松山港到着、自動車甲板から埠頭へと車で上陸だ。今日はとてもいい天気で暗い甲板から出た瞬間の空がとてもきれい。
今回の旅行は彼女の両親と4人での四国旅行。二人は羽田から飛行機で松山入りなので、港からちょっと離れたところにある松山空港へ二人をピックアップしに行く。しばらく待つ間に急にお腹が減って来たので、旅先の貴重な一食を空港のレストランにてチャチャッと済ます。うーん、正直後悔。
で、二人と合流後、一路砥部焼で有名な砥部町へとクルマを走らせる。空港からの道はしばらくとても快適なドライブ。四国には渋滞はないのかなー、なんて甘い事を考えていたら、国道33号線に入ったところで早速渋滞。でも不思議な事に片道2車線の左側は割と進んでる。カーナビなしの僕のクルマの優秀なナビゲータの指示により、左の車線にうつってしばらく走ってようやくその理由がわかった。この先の松山自動車道松山インターの入り口は普通の高速入り口と違ってまず交差点を右折する必要があり、しかもその信号の間隔がけっこう短い。そのため高速に入ろうとするクルマで大渋滞になってたようだ。普段の交通量なら問題ないんだろうけど、行楽時にこういう設計だと大渋滞が起こる事くらいどうして設計時に想定されてないんだろ?まあ、それはともかくこれを見といたおかげで翌日渋滞を回避できた。
とまあ、そんなことはともかく、砥部町にはあっという間に到着。まずは、るるぶを参考に砥部焼陶芸館へ。ここはイマイチぴんと来なかったので早々に店を出て更に南下。砥部焼観光センター炎の里へ。入った瞬間いろんな素敵な焼き物が目に飛び込んで来た。しばらく商品を物色した後、工房を見学して二階へ。二階では絵付けの体験ができるらしい。女性陣二人はあまり乗り気でなかったんだけど、せっかく来たんだからということで皆で挑戦。やってみたら意外にめちゃくちゃ面白く、かつ難しい。真っすぐな線一本ひくのも筆の力加減が難しいし、何より目の前で塗っている色と焼き上がりの色が全然違うから想像力もすごく必要。自分の絵心のなさを露呈するも、その分下に並んでいる陶芸作家のすごさが分かって楽しい。*1焼き上がった品を記念に自宅に送ってもらうようお願いして、再び一階で品物を見てお買い物。赤を奇麗に発色させるのはとても難しい、と聞いたばかりということもあって、赤色が奇麗な器をたくさん買い込んだ。

*1:それからもう一個。図工の成績は常に3だったという彼女の絵の方が、5だった僕の絵よりはるかに雰囲気がある。絵心って成績とは関係ないね。