大急ぎで仕事を片付け5時前に会社を出て大阪フェスティバルホールへ*1。待ちに待ったくるりのふれあいコンサート。会場はクラシックとかにも使われるかんじで席も立派。あいにく2階席の右側だったけど、まあその昔Boys II Menを武道館の柱の陰から見た事を思えばぜんぜんこの場所で結構。思った以上に観客の年齢層が若かったのでちょっと照れたのは内緒だ。タオルとTシャツを買い込み、開始のブザー*2。
で、肝心のコンサートの方はもう最高。前半はみんな着席だったし、前半後半に幕間15分の休憩が入るのはとても合理的で楽だ。なんて思っちゃうところが30歳の由縁か。後半は流石にみんな自然に立ち上がってたけどね。曲の方はこないだの新作『ワルツを踊れ』からほとんど選ばれてた。なかでもアナーキー・イン・ザ・ムジークとハム食べたい*3の二曲はアルバム中のアレンジより遥かにシャウトとギターのディストーションが効いてて体も頭も心も痺れた。この2曲で痺れるとは事前には全く思いもよらなかったよ。くるりってかわいいポップバンドってイメージもあるけどやっぱりこういうのを聞くとロックって感じだ。
ブレーメンもジュビリーも思った以上の迫力でぐっとくる。昔のアルバムからもばらの花、ワンダーフォーゲル、ロックンロールといった名曲を演奏してくれてこれまた盛り上がったんだけど、それでもライブで聞いて新作の方をもっと好きになったと思えたのは幸せな事だね。今回のアルバムの中の曲は生演奏の方が遥かにいい。アンコールはmixiのネタばれで予想してた東京ではなく虹。これまた良かった。いやー、充実した二時間。また来たいなー。
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: CD
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