後輩のだんご串君は山男だ。彼の誘いでPatagoniaの主催するBANFF MOUNTAIN FILM FESTIVAL in Japanを見に大阪へ行って来た。http://www.banff.jp/
今回は2つあるプログラムのうち、プログラムBを見る事に。フリークライミング、アイスクライミング、スノーボードにスキーにスケートボード、自転車での過酷な旅の記録など2時間あまりで5本の短編映画を楽しんだ。
どれもこれも感嘆の一言。大自然の雄大さ、恐ろしさだけでなく、それに挑んで行く人間のすごさが伝わって来た。海に浮かぶ氷山でのアイスクライミングというクレイジーで危険極まりない*1スポーツに挑む男。この人の意外なまでの慎重さには驚きもし、納得もした。ピッケルを氷山に突き刺す音が響く中、危ないと判断したら引き返す。『死んだら負けだ』っていう彼の言葉が印象的だった。
もう一つ、モンゴルからインドまで男女二人で8000kmの自転車の旅のロードムービーも面白かったんだけど、なんとこの会場で世界5万キロを自転車で走った達さんとばったり会った。センチュリーライド以来だ。奇遇というべきか、むしろ行動圏内というべきか。彼は今月末くらいからアフリカへ行くそうだ。アフリカ縦断中にお世話になった人たちへの恩返しに病院を作りに行ってるんだって。こういう生き方ってすごいな。家でお風呂に入りながら、彼の本を読んでアフリカ自転車旅行に思いを馳せた。
やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男
- 作者: 坂本達
- 出版社/メーカー: 三起商行
- 発売日: 2001/01
- メディア: 単行本
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*1:いつ崩落するか分からない!!