柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

また一日が始まる

朝のんびり寝て、昼過ぎに家を出た。見送ってくれる祖父の姿がとても寂しそうだった。マメに電話しよう。とはいっても口べたな祖父との会話はいつも数十秒で『元気か、あんまり肥えすぎちゃあいけんよ。体だけには気をつけえ』で終わってしまうんだけども。
新幹線は大混雑だったけど、幸い新神戸までは指定席が取れた。新幹線の中でとても長くてとても短かったこの三日間のことを思い返しているうちにうとうと居眠りして気付けばもう新神戸だった。駅前のタイムズに3日間置き続けたクルマ*1に乗ってその足で電気屋に向かった。弟が安月給の中祖母のためにと立派な空気清浄機をプレゼントしてたのをふと思い出して、この冬風邪を引かずに乗り切るための加湿器を買いに行った。それからスーパーでお買い物をして家へとクルマを走らせた。ああ、自分の中では一大事だったことにも関係なく世界はいつも通り動いてるんだな。当たり前だけどさ。
この先また寂しくなる事も何度もあるんだろうけど、前を向いて、胸を張って、がんばって行きたい。なんたって僕はあの祖母の孫だ。呼吸がほとんどできなくてもつらいとか苦しいとか一言も言わず、亡くなる日まで食べなきゃ元気にならないとがんばってご飯を食べて。あきらめない。自分に負けない。そういうガッツはきっと受け継がれてるはずだもん。

*1:ってこれも祖父母からだ。本当に色々良くしてもらってる。。。