柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

備えあっても憂いあり

昨夜唇がピリピリするなと思ったので、いつものように氷枕で冷やしてチョコラBBの錠剤を飲んでおいたので万全かとおもいきや、朝目覚めたら唇が腫れ上がっていた。
初めてこんな風になったのは確か大学院の二年生のときだった。京都で開かれた学会に行って、真夏の暑さと会場のクーラーの冷たさに疲労困憊して東京へと帰って来た夜に唇が水ぶくれみたいに腫れ上がったんだった。その後もたびたびこれに悩まされてたんだけど、氷&チョコラBBによって抑えられるという発見以来しばらくぶり。こうなると唇が熱も持つ、痒い、痛いの三重苦である。気のせいか頭もぼんやりするし、何より全く集中できない。じゃあ寝てゆっくり休んでいられるかというと痛くておとなしく寝てもいられない。
見た目的には『ある朝起きたら唇がタラコになっていた』程度なんだけれど。病院に行ってもなんとも原因がわからないといわれて薬があるわけでもない。あとはもう引くまで我慢するしかない。これと一生付き合って行かなきゃ行けないのかなあと思うと気が重い。ある朝目覚めたら毛虫になっていた、という不条理さに比べたらなんでもないんだけれどもそれでも軽くそんな気分。
とはいえ気持ちが重いと痛みが増す。午後から仕事納めに会社に向かうクルマの中でラジオから流れて来たR. KellyのHappy peopleのお気楽ご気楽なメロディーになんかちょっとほっとして、気持ち痛みがひいた。この人私生活はてんやわんやだけど、歌はいいね。