柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

アジア経済

今日は午後から某銀行と会議。相手の銀行のほうも各地域から担当者が参加してきてて、話の中身も中東を含むアジアベースでの話になったのでとても刺激的だった。日本にいると、日本のGDP成長率が1%台、消費者物価上昇率もやっぱりせいぜい1-2%台なんて感じだからインフレリスクのことなんて大して真剣に考えたこともなかった。でもアジアの国々のGDPの伸びは日本よりはるかに大きく、まさに登り竜。同時に物価もどんどん上がっているから、どうインフレのリスクを管理するかが一つ焦点になるんだな。日本の中で感じる『経済』とはまた違ったダイナミックな『アジア経済』にワクワクした。
おたがいグローバル企業同士ではあるけれど、むこうの会社の組織構造なんかも垣間見えてこれもまたちょっと面白い。本社レベルでの決定が必ず下に降りていく中央集権的なうちの会社に比べて、相手の会社は本社レベルでの決定に対してローカルレベルでの足並みが必ずしも一致するわけじゃないみたい。銀行業はどうしても各国の法律や規制によって縛られる部分も多いから、その分現地法人の力が強いのかな。働く場としてはどちらが面白いんだろうね。
夕方からは今回集まった人たち12人でボウリングとディナー。シンガポールでボウリングするなんて思っても見なかった。腰に細心の注意を払いつつ、フィリピン人のCandy、中国人のDini、アメリカ人のSteveにぼくの4人で多国籍軍。残念ながら惜しくも3チーム中2位でした。


Steveによる豪快な一投。アメリカ人にとってボウリングとはあたりまえの嗜みなのか、もう一人のアメリカ人のJohnとふたりでハイスコア。ボウリング場自体はけっこうシンプル。日本のボウリング場のような色んなゲームはなかったけれど、開会挨拶と代表者による最初の一投をやってたグループがいた。その辺は日本と同じだね。