柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Pluma

こないだANAの機内でブラジル音楽チャネルを聞いていてビビッときた。透明感にあふれてる素敵な声。久々新譜を買った。シンガーの隼人香織さんは日本人の父とブラジル人の母のあいだのハーフだそうだ。というわけなのか、カバー曲の選曲が面白い。
いわずとしれたボッサの神様トム・ジョビンのカバーが三曲。フェリシダージ、ソ・ダンソ・サンバ、コルコヴァード。どれも現代的なアレンジ。すごくポップで聞いてて気持ち良くなる。レニーニのカバーも。ブラジル音楽っていってもボサだけではないもんね。ブラジル・ロックもカッコいいんさ。
そして邦楽のカバー曲はある意味驚きの東京事変ポルトガル語と日本語で歌う『化粧直し』からは椎名林檎のちょっと過剰とも思えるアクの強さがいい感じに抜けて、程よいぐあいにサウダージ。年のせいにする気はないけど、10年前にはそんなこと思わなかったのに今は椎名林檎の歌い方について行けなくなっちゃってたんだよね。こうやって聞いてみると椎名林檎ってやっぱすごいメロディメーカーだなあ。
閑話休題。カバー曲だけでなくってオリジナル曲も素敵。次のアルバムはもっとオリジナル曲が多くなったらいいなあ。
ああ、ブラジル行きたい。

プルーマ

プルーマ