柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

そろい過ぎ

マニラ転勤にあたって、やるべきことを洗い出してみた。
まずは住所登録をしている先を洗い出す。銀行だけでもいったいいくつの口座があるのやら。それ以外にもクレジットカードだとか証券会社、生命保険に自動車保険。電気ガス水道、ケータイ電話、プロバイダ。スゴい数だ。これ一つ一つ連絡して行くのは大変だなあ。こういうこっちがお金を定期的に払っているようなものを除いたら、ポイントカードだの何だのいったいどれくらいのところに住所や名前を登録しているのか空恐ろしいね。
それから家財のリストアップ。家の中を見渡してリストを作ってみると自分がどれほど多くのものに囲まれて生きているのかわかるなあ。斉藤和義の歌が口をついて出てきた。

欲しい物なら そろい過ぎてる時代さ
僕は食うことに困ったことなどない
せまい部屋でも 住んじまえば都さ
テレビにビデオ、ステレオにギターもある
夜でも街はうっとうしいほどの人
石を投げれば酔っぱらいにあたる
おじさんは言う「あのころはよかったな。。。」
解る気もするけど タイムマシンはない

何を持って行くのか、何を人にあげるのか、何を倉庫を借りておいておくのか、何を捨てるのか、山のように決めることがある。
どうしても持って行きたいもの。それでもどうしても持って行けないもの。
思い出のつまったバイクとワーゲンを処分しなきゃいけないのはちょっと寂しいな。誰か大切にしてくれる人がいればあげたいんだけどなあ。