柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

仮定しない

担当していたプロジェクトがめでたく今日をもってカットオーバーを迎えた。感無量であります。といいつつ早速飛び込んでくる問題の数々。ひー、大変だ。
改めて思うんだけど、巨大な会社でかつ複雑な組織構造のために無数の社内ステークホルダーがいるプロジェクトを本社外からやっていくときには、誰がステークホルダーなのかの洗い出しをとにかくしつこく、きっちりやらないといけないなあ。そこで調べ上げた網の目のように広がるステークホルダーの中で、ここを押さえればよいという確認が必須だ。
洗い出しとそこを押さえることを各ラインにまかせても全く効果なし、人づてに押さえたつもりになっても無駄だということもよくわかった。鍵となる人間を直接押さえてあとはトップダウンでいくしかないんだな。もしくは各ラインに任せるならそのラインの人間をプロジェクトチームにきっちり組み込んで彼らが何を誰と話してるのかしっかりモニターして、かつその人たち自身に責任持たせなきゃ。いままで無責任にやるべきことをやってなかった人間に、いざ問題が起きてこっちがやるべきことをやらなかったかのように言われるのは非常に悔しい。それぞれの損得・利害関係などなどを把握しながらチームを作ってまわして行く。うーん、まだまだ青いな。