柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

City tour

午前中は再びロールプレイングゲーム。パスポートを持ってあっちへ行ったりこっちへ行ったり。コーディネータに電話をかけても全くつながらないし、全くどうなってるんだ?そのあと大使館に書類を受け取りに行ってきた。ここには娘と父、下手すりゃ孫と祖父くらいの年齢差の日本人・フィリピン人カップルが大勢いる。年齢差をこえた純愛なのか、それともいかんともしがたい財力の差ゆえなのかわからないけれど。。。別に必ずしも日本人男性が悪くって女性が金で買われているという構図というわけでもなく、時には全財産の名義を妻のほうに変えられた後殺害されちゃったなんてケースもあるらしいし。。。ぼくが何を言うべきことでもないし、ただみんなが幸せであることを祈る。
マカティに戻ってきて今度一緒に働くことになるチームの面々と昼食を一緒に食べた。7人のチームメンバー。始めて部下を持ち、かつ全員女性で日本語も当然通じない。その人たちの力をいかに発揮してもらえるようにがんばりつつ自分自身にしかできない仕事をやっていくか。なかなかプレッシャーである。前任者がすごく優秀な人だというのも二重のプレッシャーだなあ。
その後、サービスセンターのトップのPWさんと少し話をした。以前彼は日本で働いていたから面識があるんだけど、なんだかかなりしゃべり方とか雰囲気が変わった感じ。前は「人がよさそう」って感じだったんだけど、なんか威厳が備わってきている感じ。やはり400人の上に立つという立場がそうさせるのか。Position makes peopleという言葉を信じて僕自身もがんばろう。
で、再びCity tour。明日家を見せてもらう二つの地域をざっと見て回った。どちらもかなりの高級住宅街で家賃も日本人の僕の感覚からしてもめちゃくちゃ高い。とはいえ、他の地域は危険だったりしてどうしても選択肢がこういう場所に限られる。これだけの金を払って日本人のマネージャを呼ぶにはもちろん理由があって、日本のRegulartoryが他の国に比べてはるかに厳しいということが一つの理由なんだけど、さすがにそれだけではpay outしないよな。その分5人分、10人分とがんばらなきゃ。
さらに、こちらの生活ではかなりのニーズのありそうな車を見にトヨタとホンダのディーラーに行ってきた。うーん、かなり高いなあ。ワゴン好きの僕としてはワゴンがほしかったのだけど、あいにくそういう車の取り扱いがない。じゃあそのサイズを求めるなら、環境保護の動きには逆行しているといわれそうだけど、道も悪いしSUVとかのほうがいいかなあなどと考え、トヨタのフォーチュナーという車とホンダのCR-Vを見てみた。うーん、どうしよう。こちらの場合、運転手を雇うことが多いので、5人のりのCR-Vの場合実質4人乗りだ。一方、フォーチュナーは3列7人乗りなので実質6人乗り。普段の生活を考えると取り回しのしやすそうなCR-Vのほうがいいんだけど、家族や友人が来たときのことを考えるとフォーチュナーのキャパシティは魅力だなあ。
まあ、「遊びに行くよー」とは行ってもなかなか心理的ハードルが高いのか家族以外ほとんど遊びに来ないらしいけど。世間に流布しているイメージよりよっぽど素敵なところだなというのがとりあえず今日までの感想なのですが。まあクルマはもうちょっと考えよう。そもそも予算のことをまったく考えてなかったし、最終的にはフィット(こちらではJazz)とかになってたりして。
夜はグロリエッタにてイタリアンを食べた。スープとパスタとピザを一皿づつという日本でオーダーしたらまあ二人でちょっと多いくらいかなという感じのオーダーで、出てきた量にびっくり。どうもオーダーするべき量がいまだつかめない。かつ、結構高い。物価の差もあるしお金たまるかなあなんて思ってたけど、こりゃ無理だ。
そして夜。お風呂に入ろうと思ったら蛇口をひねっても水が出ない。あらら。こんなこともあろうかとは思っていたけど、一流ホテルでこれなのだからきっと今度住む高級コンドミニアムでも同じような水周りのトラブルはあるんだろうな。さいわいハウスキーピングに電話したら40分くらいで修理してくれたけど、今度はずっとお湯が黒い・赤い・茶色い。どーしよ。再び電話をしたらきれいになるまで流し続けろとのこと。了解です、現在10分流してようやく薄茶色になりました。
大学入ってしばらくしてからいとこと二人でグアムに遊びに行ったときにやっぱりホテルで水周りのトラブルがあって、さっぱり英語ができずに困り果てたあの日が懐かしい。いまだって困ってはいるけれど。