柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

感謝

夜11時近くまで監査法人の方々と仕事をして、今日はもう家へと帰ることなくホテルへ。
昨日・今日の二日間ぼくは仕事を離れられなかったのだけれども、彼女と彼女のお母さんが頑張って引っ越しの荷造りをやってくれたのだ。50平米のこじんまりとした我が家だけれども、ずいぶんと物がたくさんあって引っ越しはとても大変だったみたい。本当にありがたい。昨日の時点で家の中の物が1/3くらいになっていたのだけれど、今日でとうとう家の中が空っぽになったんだって。明日は引き渡しだ。引っ越しの途中でどんどん自分の部屋の様子が変わって行くというのは特別に感慨深いものだけれども、今回は直接それを見ることはなかった。それでもやっぱりなんだか不思議。家に帰るのではなく、ホテルに泊まるなんて。
ここに引っ越してきたのは2003年の7月のことだから、足掛け5年と1ヶ月お世話になったことになるんだな。明日はきっと特別な気持ちになるんだろう。斉藤和義の引っ越しが口をついて出てくる。駒込を引き払ったとき、高崎を引き払ったとき、いつもこの歌だなあ。残念ながらYouTubeにはなかったけれども。

引っ越し/斉藤和義

住み慣れたこの街も この部屋もさよならだ
積み上げた段ボールは あの時より ずっと増えた
真っ白だった壁紙も いつの間にか汚れたな

最初君が来た夜 何もないこの部屋は
君が笑うだけで 穏やかな海になった

また1つふたを閉じて 引き出しをあけてみた
なつかしいダイアリーには あの時の僕がいた
次のページめくるたび 今はいない僕がいる

最初君が来た夜 とても大事なキスして
手のとどく天井が 透き通る空にもなった
君はどうしてるだろう...