柿の種中毒治療日記

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カメラ購入

こないだ行ったセブであえなく浸水、故障してしまったオリンパスの防水デジカメμ790SW。これを機会としてぼくのカメラ熱が高まって来て、カメラを物色中だったのだけれども良いなと思ったものの方向性が全く違う。候補としては3つ。

  • RICOHGX200。コンパクトデジタルカメラなのだけれども、なんとアスペクト比1対1、つまり正方形フォーマットの写真が撮れるのだ。最近ちょっと正方形フォーマットがいいなと思って、EOS Kiss Nでとった写真をトリミングして楽しんでいるのだけれども、ファインダーの中ですでに1対1になっているというのはなかなか違った世界が広がっているに違いない。しかも可動型の液晶ビューファインダーを付けることで、お腹にカメラを構えて上からファインダーをのぞきながら写真が撮れるのだ。低い視点からの写真が撮りやすくなるというのが良い。ハッセルブラッドのデジタルカメラなんて高すぎてどう考えても手が出ないけれども、これならお手軽に買えるレベル。
  • CANONのEOS 50D。EOS Kiss Nを買ったのは新婚旅行に備えてだったから、ほぼ丸4年お世話になった。50Dの連射スピード、マクロ撮影にむいていそうな液晶ビューでの拡大画像、暗いところでもフラッシュ無しでいけるだろう常用ISO3200、ISO感度拡張で最大ISO12800などなど、劇的に撮影シーンが変わるという感じはないけれどなんか物欲をそそられる。というか実はKiss Nのシャキーンというシャッター音がたまに耳障りで、40D/50Dのカシャッというしっとりとした音がいいなというのが最大の理由だったりして。
  • オリンパス防水デジタルカメラμ TOUGH 8000。これは今まで使ってたμ790SWよりはるかに上の防水性能。今までのは3m防水だったのだけれど、これは水中用の特別なハウジング無しで水深10mまで潜れるというのが売り。まあ今回シュノーケリングでせいぜい1mちょいしか潜らなかったのに*1浸水したから10mはさすがに不安かもしれないけれど。さらに防塵設計や2.0m耐衝撃構造、100kgfまでの耐荷重とタフさが際立つ。

値段は置いといてどれが良いかなあとしばらく迷っていたのだけれど、結局μ TOUGH 8000にすることにした。正方形フォーマットはしばらく頭の中とコンピューターでトリミングして楽しめば良いし、一眼レフもスポーツとか動物/鳥を撮り始めたらまた別だろうけれど、そこまでの高性能は今の時点ではまあ必要ない。防水カメラなら一眼レフではためらわれるシチュエーションでの撮影が可能なので、幅・機会の広がりという点ではこれが一番。南国フィリピンで暮らす今の生活を最大限に生かすならやっぱり島めぐりや海だし、そこで写真をとるのにはぴったりだ。ちょうど来週はいよいよエルニドに行くしね。楽しみ楽しみ。

*1:クロールしちゃったせいもあってか