柿の種中毒治療日記

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食に対する情熱

こちらの人たちの食にかける情熱たるやすごいね。といってもグルメという意味ではなく、いっつも何か食べている。最近部下がぼくに対して改善してほしいと思っていることを聞くようにしてるんだけれど、その中の一つに『食事中に仕事の話をするのはやめて欲しい』というのがあった。別に仕事そのものをしているわけではなく、仕事にまつわる話をしているだけなのだけれども食事の時間は食事の時間として仕事とは一切切り離したいのだそうだ。なるほど、じゃあそれはやめよう。
その一方、食事を上手く使えばなかなか有効である。たとえば朝8時からの会議なんてだれも来たがらず遅刻続出だけれど、『8時から朝食を出すからおいで』といえばイチコロである。昼以降のトレーニングだったりイベントでさえ『食事付き』とか『アイスクリーム付き』とかそういうのがとても多く、みんなそれに対して目を輝かせて飛びつくのだ。『忙しいからでない・必要ないからでない』という人も、食事の有無であっさり優先順位が変わるのだ。結構お金持ちの家の子だってそうだから単純に金銭の問題ではないのだろうね。
今日ぼくもチームのみんなを対象にランチ&ラーンセッションというのをやったのだけれども、食事が出される限りにおいては『食事中に仕事の話は嫌だ』というのは全く適用されないのだ。子供かよ、と思わないでもないけれど、これもまた文化の違いとして受け入れるべきことなんだろうな。