柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Jogging

こないだためしてがってんでスロージョギングの薦めをやっていた。ジョギングとしてはかなり遅めの時速5kmくらいで『たらたら』走るのが脂肪燃焼や疲れにくい体作りに有効なのだという。
そういわれてみれば自転車競技でも思い当たる節もある。プロの自転車選手はLSDというトレーニングを取り入れているのだ。これはもちろん薬物ではなくって、Long Slow Distanceの略。長い時間、ゆっくりと時間をかけて自転車をこぎ続けるトレーニングだ。これにより筋肉中の毛細血管を増やすことで酸素の摂取量を多くし、代謝機能を向上させ、さらに疲労回復しやすい体を作るのだという。具体的には最大心拍数(概算値は220-年齢)の60-70%を守って1時間以上の運動。LSDについては知ってはいたけれど、心拍数をはかる機械とか持ってなかったし意識したこともなかった。プロのLSDトレーニングとかは4-5時間やってたりするわけで、そこまで時間もない。ただ今はジムで運動するのがメインなので少なくとも心拍については意識しやすい。
というわけで、今日は昨日に引き続きスカッシュを一時間したあとで、時速5−6kmで一時間スロージョギングを追加してみた。僕の場合だと心拍数113-132がターゲット。意外なくらい心拍数ターゲットが低いため、最後までばてることなく走ることができた。早く走りたくなる誘惑をこらえて、徐々に徐々により長く走れる体を作っていくのが結果的には長く・早く走れる体になるのに効果的な方法なのだそうだ。今のペースはまだとても遅くて一時間走っても6kmしか進まないわけだけど、これが二時間そのスピードで休まず走れる体になったり、さらに少しずつ早く走れるようになるのだとするとモチベーションもあがるね。父は市民ランナーでフルマラソンにも何度も出ていたにもかかわらず、ぼくは長距離走が大嫌いだったのだけれども、なんだか新しい楽しみである。