広州からの帰りの飛行機の中でゆっくりとレイモンド・カーヴァーの『大聖堂』を読んだ。初めてカーヴァーを読んだのは大学生のときだった。あれから十数年がたって、読み返すたびに新たな発見がある。
表題作の『大聖堂』、『ぼくが電話をかけている場所』、『熱』の三作が個人的には大好きだ。感動を押し売りするような感じでは全くないのに、心の中のどこかにすっと染み渡ってくる。この感覚、いいな。
- 作者: レイモンドカーヴァー,Raymond Carver,村上春樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
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