柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

大聖堂

広州からの帰りの飛行機の中でゆっくりとレイモンド・カーヴァーの『大聖堂』を読んだ。初めてカーヴァーを読んだのは大学生のときだった。あれから十数年がたって、読み返すたびに新たな発見がある。
表題作の『大聖堂』、『ぼくが電話をかけている場所』、『熱』の三作が個人的には大好きだ。感動を押し売りするような感じでは全くないのに、心の中のどこかにすっと染み渡ってくる。この感覚、いいな。

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)

大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)