柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

三十五歳になりました。

気付けば三十代の前半もおわり。30になるときはなんだか随分気がめいったのだけれども、今回はそういうわけでもない。年を経て落ち着いたのか、父親になって心境が変わったのか、それとも単に節目感が薄いだけで40になったらやっぱり落ち込むのか。そのへんは良くわからない。
気付けば三十代最初の5年のうち4年間を海外で過ごした。これから40までの5年、どこで生活することになるのか。多分日本ではないのだろうけれど、ひょっとしたら日本なのかもしれない。どこにいようと新しいことを学び、新しいことを受け入れ、そして新しいことに挑戦して行く気持ちを持って過ごして行きたい。
写真は太古滙にオープンしたばかりのベトナム・タイ料理リアンでのランチ。娘をアイさんにみてもらって、久しぶりに妻と二人きりでのデートで行って来た。香港資本のこのレストランはベトナム人・タイ人シェフを雇っており、本格的かつとても食べやすい味付け。すごく美味しい。ただオープン間もないためかフロアスタッフの段取りはかなりお粗末だったけれども、そういうお粗末さにももう慣れたし温かい目で見守る。これから実践を経てサービス・レベルが上がって行くことを願いたい。
中華料理ばかりが美味しいイメージのある広州も急速に発展してどんどんとインターナショナルな環境になって行くのであろう。その中でどんどん美味しく、かつ違った種類の味覚が入って来てその多様さが再び中華料理を進歩させていくのかもしれない。負けずにどんどん進歩したい。