柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

マーライオン探訪

シンガポールといえば、マーライオンマーライオンといえばシンガポール。

といってもマーライオン世界三大がっかりスポットだと聞いていたので、あまり行く気はなかった。ただまあせっかくシンガポールにいるし、どのみち小さい子供連れで行ける場所は限られる。ちょっと見てみるだけでも見てみるかという話になってタクシーでマーライオン見物。とりあえずセントーサ島へ。緑あふれる美しい道のりを走ること数十分。セントーサ島に入り、熱帯雨林の樹々らしきものが両側に生える道をしばし走るとマーライオンが見えて来た。


でかい。。。しかも茶色い。白亜のマーライオンを想像していたのだけれど。口から水も出ていない。タクシーの運転手さんがとても親切な人で色々解説してくれたのだけれども、『ここのは口から水が出てないんだね』と聞いてみたら、『このサイズで水が出てたらまわりがびしょ濡れになっちゃうからね』とのこと。確かに。そのかわり、目からはレーザー光線が出てくるらしい。なんかちょっと中二心をくすぐられるね。


このあと水族館で娘と一緒に楽しんだ。まっすぐホテルへ帰るつもりだったのだけれども、まだ白亜のマーライオンを見ていないじゃないかということになって寄り道した。暑い中海沿いの道を歩いて行くとでてきたでてきた。

なかなかどうして。青空の下、シンガポールを象徴する金融業のビル群をバックにして水を吐くマーライオンは意外にもいい感じ。見に来ている観光客も国際都市シンガポールを象徴するような多民族っぷりで、それもまた面白い。



対岸にはホテルの上に船を浮かべたかのようなマリーナ・ベイ・サンズ。これまたちょっと面白い光景。風向きがちょっと逆向きになっていたために、水しぶきが随分と飛んで来た。このサイズのマーライオンでこれだけ水がかかるんだから、やっぱりセントーサ島のやつはレーザーを出しとくぐらいにとどめておいた方が良さそうである。