朝、オリバーズサンドウィッチでテイクアウトしたご飯を食べて、のんびり支度。1時半のレイトチェックアウトがアレンジできたので、荷物を部屋に残してセントラルに足を伸ばした。ランドマークの中のTasselsというお店にオールデンの靴を見に行ったのだ。ただし、お目当てだった靴は在庫切れ。どうやら春節の前後にかなりの在庫がはけてしまって、今のところ次回の入荷はまだ分からないんだってさ。残念。
同じラストを使った他の靴を履いてみたところ、9Dでは大きすぎて踵が浮いてしまう感じ。8.5Dだと左足のWidthがちょっときつめである。スウェードの8.5Eサイズのチャッカブーツは長さ・幅ともにぴったりであった。店員さん曰く、皮は次第に伸びて行ってかつコルクの心材が沈んでいくために履けば履くほど緩くなっていくそうな。8.5Eだと買った時は足が解放されたようなジャスト感があるけれど、今後緩くなっていくリスクあり。8.5Dだと暫くきついし、伸びが足りないといつまでたってもキツいかもしれない。コードヴァンは固いし伸びにくいっていうからな。靴のフィッティングでは過去何度も間違えて来て、きつい靴を選んで痛い目に会って来たのだけれど、こればっかりは今だって何がいいんだか良くわからないのである。安い買い物ではないから困るんだけれども、ここはリスクを取って自分で試してみるしか無いんだろうな。
なにはともあれ、商品が無かったのだからしょうがない。セントラルの高級ブランドが立ち並ぶ場所を通り抜けて、IFCにあるシティスーパーに買い出しへ。その途中、フィリピン人メイドさんたちがたくさん集まって交流しているところに出くわした。日曜日はいつだってこうである。フィリピンで暮らしたこともあるので、なんだか勝手に親近感。それにしたって、香港は大らかである。日曜日の高級ブランド街の目抜き通りを封鎖して、そこで敷物を敷いてたくさんのフィリピン人メイドさん達が楽しんでいるのに目くじらを立てる訳でもないし、そのままにさせてるんだもの。日本だったら一体どうなることであろう。もしくは、フィリピン人メイドさんたちの扱いがとても厳しいと評判のシンガポールだったらこんなことは許されるのかな？住んだことが無いから実際のところはわからないけれど、オーチャードロードを歩いた感じではあそこに大量のメイドさんが集まって一大社交場となる日曜日というのは想像しがたいな。
