柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

フィリピン台風義援金寄付先について (Yahoo! USの情報を含む)

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台風30号(Typhoon Yolanda / Typhoon Hyan)のフィリピンでの被害はとどまることを知らないようだ。すでにニュースでは1000人を超える死者だと伝え、さらに死者が1万人を超える可能性があるという。

自分には医療や災害救助のスキルは無い。こうときには寄付をするのが最善の選択肢であろう。日本のウェブサイトを検索してみたけれど、あまりまだ寄付先の情報はなかった。アメリカのYahoo!ではすでに寄付の受付先の情報を公開している。
How to help donate to victims of Typhoon Haiyan - Yahoo News


その中から日本人にも馴染みのある団体を二つピックアップ。

これらのサイトではPayPalやクレジットカードで寄付をできる。


また、日本の赤十字社のホームページでは、以前フィリピンでおきた台風被害の際のフィリピン赤十字および日本の赤十字の活動を見ることができる。これによるとフィリピン赤十字の活動はかなりしっかりしてそうだ。日本の赤十字では現時点ではフィリピン台風義援金のファンドレイジングはしていないようなので、フィリピン赤十字に直接寄付をした方が早そう。
【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|救援救護活動_国際

追記 日本赤十字社での救援金寄付も始まっていました。(11/11)
【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|2013年フィリピン台風救援金



なお、1フィリピン・ペソ(PHP)は現時点で約2.3円。フィリピン赤十字のサイトでは例えば10,000ペソ=23,000円を寄付できる。4-5年前の感覚だと、フィリピンの物価は日本の1/5〜1/10という感じだった。あくまで個人的な推測に過ぎないけれど、これだけ寄付すれば日本の物価感覚で10-20万円の物資を支援できる感じだろう。もちろんもっと小額での寄付もできる(赤十字は100ペソから)。1000ペソ=2300円なら、感覚としては1〜2万円分の物資を支援できるという感じか。そう考えれば、日本人にとって小額でも、現地の人にとってはきっと大きな助けになるはずだ。



蛇足ながら、ぼくは2008年から2009年まで2年間、フィリピン・マニラで暮らしていた。あの時も台風は何度もやって来て、何十人も死者が出たこともあった。降る雨の量や風の強さは半端ではなく、街の下水処理能力もそこまで高くないから、道路が川のようになることもあった。貧しい人々が住んでいる家は木造バラックだし、海辺の海抜の低い場所にそういった住居が密集していることも多い。そんな場所に、風速90mの風と4mの高潮が津波のように襲って来たというのは想像を絶する状況だろう。台風が上陸した中部フィリピンにも何度か訪れた。レガスピのフェルナンデス・ホテルのおかみさんは元気だろうか。ボラカイ島の人々は?一刻も早く、あの人達が笑顔に帰れる日々が来る日を祈りたい。