柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

七帝柔道記

凄く面白い。最近は本を読むのも細切れだったり、途中でやめたりすることもよくあるのだけれども、最初から最後まで休みなしに一気に読んでしまった。

ぼくは体育会系とは正反対な生き方をして来たし、こういうしごきや訓練についていく気はさらさらない学生だった。高校に入学した時に、竹刀を持って新入生全員を睨みつけながら校歌・応援歌を延々と歌わせた応援団のことも好きではなかったし、単純な精神論も好きではない。自分が嫌で嫌でたまらなかったことを次の代に繰り返すというのも嫌いだ。

でも、圧倒的に面白い。他のものに目もくれず、柔道にすべてを捧げて打ち込む熱量にただただ圧倒される。これだけ必死になれるものがあるというのは素晴らしいなとただただ感服する。こんな体の強さは無いけれど、気持ちだけは負けずに強くいきたいな。

ところで、こちらもAmazonの角川本セールにて定価1890円の本が540円。そのおかげで手に取る気になったのだからAmazonさまさまではあるのだけれども、こんな値段では申し訳ない気もするね。