柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

行きて帰りし物語

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先月末から2週間ばかり、労働ビザの更新をするためにパスポートを提出していた。当然その期間中は中国国外へは出ることができないし、国内旅行や出張もパスポートが必要なのでできない。中国の法律では常にパスポートを所持することを求められているので、法律上どういう取り扱いになっているのかいまいちよくわからない期間である。別に軟禁されている訳でもないけれど、なんだか落ち着かない2週間。なにはともあれ、労働ビザの更新は終わった。しかし、ここにきて新たな問題が。

8月末で中国勤務を終え、9月からまた次の国へ移る予定なのだけれども、なんと10月から2週間ほど労働ビザの解除のためにパスポートを提出するように言われたのだ。しかも期間は10労働日ほど。ということはあれだ。これを額面通り受け取るならば、10月にふたたびこの国に戻って来る必要があるということだね。

四年前に労働ビザを取るのも大変な仕事だったのだ。中国の病院で健康診断を受けなければプロセスが始まらなかったり、中国国外へ出てはならない期間が1ヶ月もあった。それにくらべればましといえばましだけれども、解除のためにこんなことが必要なのか。どうやら中国から出るのは思った以上に大変らしい。日本から出る時もフィリピンから出る時も、『去る者は追わず』的な扱いだったのとは違うね。

写真はこないだ久しぶりに行った太古フイ。この香港系モールができて、中国生活はがらっと変わったな。