月曜日。今日は山ほど会議があったのだけれども、なんともモヤモヤした内容だった。ここへ来て100日。じっくり観察をして、自分なりのビジネスと組織の現状のアセスメントと、改善のための仮説、打ち手が見えてきた。
転石苔生さずという。ぼくはこれまで各国を転々とし強制的に自分が変化せざるを得なかったから、変化に対して比較的ポジティブである。けれども振り返ってみれば最初からそういうわけではなかった。自分がこの転石人生を歩き始める前には、変化に対して抵抗する気もちもあったんだよな。
今読んでいる本はそれに対する良いヒントとなる本。変化に対する抵抗を人体の免疫システムにたとえるのは非常に面白い。変化したい自分と変化したくない自分。変化を拒むには「正当な」裏の理由がある。それを掘り下げることで変化を妨げている強力な固定観念をあぶり出し、その固定観念を検証するプロセスを回すことによって変化を可能にしていく。まだ半分ほどしか読んでいないけれど、これはすごい本。
なぜ人と組織は変われないのか ― ハーバード流 自己変革の理論と実践
- 作者: ロバート・キーガン,リサ・ラスコウ・レイヒー
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る