柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

料理漫画トライアル

土曜日。朝からコストコへ。最近のMERS騒動できっとかなり客足は落ちているに違いないなんて思ったのだけれども、そうでもなかった。朝の9時に家を出て、割と早い時間だったのに着いてみたら駐車場待ちの行列。先週は学校も一斉に再開されたし、これもまた市民生活が少しずつ元に戻りかけているというその印だろうか。午後は家でのんびりして、そのあと歩いて龍山駅のe-martに。こちらもわりと賑わっていた。

読んだ

Amazonにてクッキングパパ30周年記念でいろいろな料理漫画の第1巻無料・99円キャンペーン中。読んで気に入ったら続巻を買って読みたくなるという仕掛けは重々承知なのだけれども、これもまた何かの縁なので無料の第1巻をあらかた1クリック。クッキングパパはなんと既刊100巻もあるようなので、さすがにはまっては困るし入手見送り。25日までのキャンペーンのようです。個人的に楽しかった順には。。。


夏子の酒(1)

夏子の酒(1)

1988年連載開始とかなり古い漫画だけれども、とても面白い出だし。最近では杜氏を廃し、コンピューター制御に頼らずにお酒を作る獺祭などが有名だけれども、実際のところどうなんだろうね。日本酒を飲む機会はほとんどないし、詳しくもない。人の手でのみ作りうる奇跡の一本というのがありうるのかどうなのかその辺はよくわからない。いつか日本に帰ることがあったらぜひ日本酒飲み較べとかしてみたいなと思う、お酒がとても美味しそうな漫画。全12巻。これは機会を見て買ってもいいな。


大使閣下の料理人(1)

大使閣下の料理人(1)

1998年から2006年にかけて連載。単行本全25巻。序盤の「お茶漬けナショナリスト」という話が面白い。外国から帰ってきてお茶漬けを食べ「やっぱり日本はいい」というような日本人のことらしい。『外国の欠点をみて自国が素晴らしいと思い込むのは愚かだとは思いませんか』というのはそのとおり。そうならないように気をつけたい。と同時に海外生活もほぼ丸7年が過ぎ、たまに日本の食材が懐かしくなるのもまた事実。水那須をまた食べたいな。


杯気分!肴姫(1)

杯気分!肴姫(1)

1991年から1993年までの連載。全7巻。東京下町・向島にある「魚奈亭(さかなてい)」という小料理屋を舞台にした人情話。この歳になるまで小料理屋なるものに入ったことがほとんどない。板前さんが気を利かせていろいろなものを見繕ってくれる店っていいな。いつかこういう店に通ってみたいと思わせる漫画。漫画としての面白さはもうちょっと自分が歳をとってから読んだ方が面白いかな。


ヨコハマ買い出し紀行(1)

ヨコハマ買い出し紀行(1)

1994年から2006年まで連載。単行本全14巻。これは料理漫画なのかどうなのかよく分からない。天変地異が起きたのか、大部分の陸地が水没してしまった後の三浦半島を舞台にしたロボットの女性のものがたり。一話一話がとても短く、詩的ですらある。


おせん(1)

おせん(1)

2000年より2009年までの連載。全16巻。絵柄にかなり癖があるのだけれど、それを打ち消すストーリーの面白さ。


将太の寿司(1)

将太の寿司(1)

1992年から1997年までの連載。全27巻。同時代のはずだけれども、マガジン読者はなかったのでほぼ初見。鮨が食べたくなる第1巻。ただこの後コンクール・バトルになっていくんだったな。バトル展開という気分ではないので、続きはとりあえずいいかな。


喰いタン(1)

喰いタン(1)

2002年から2009年までの連載。全16巻。喰いしん坊探偵・通称「喰いタン」の高野聖也が、知識と味覚を駆使して事件を解決していくという推理物。あまりピンとこず。


ヘルズキッチン(1)

ヘルズキッチン(1)

2010年から、既刊13巻。普通の中学生・守屋悟の前に地獄の料理人ドグマが現れ、ドグマに取り憑かれた悟が本物の料理人を目指すことになったという設定。設定は面白いけれども、展開がかなりドタバタしていて人が吹っ飛んだりするので、あまり美味しそうな感じがしないのが残念。


まだもうちょっと無料キャンペーン対象の本があるのだけれど、とりあえずここまで。いやー、知らない漫画って山ほどあるな。食欲がそそられる。