Philippinesは暑い。暑い中クリスマスというのはどうにも気分が盛り上がらない。だからというわけではないのだけど、The polar expressを見てみた*1。ファンタジーを想像していたのだけれど、なかなか手に汗握るシーンも多いね。とはいえぼくが歳食ってるせいか感情移入するにはいたらず、いまいち集中しきれず最後まで行ってしまった。旅の最後にヒロインの女の子に車掌が切符にパンチして渡した言葉が"LEAD"だったのは正直げんなりしたのだけれども。『え、レッド?鉛のこと?』なんて聞く女の子に『それはリードとも読むんだよ。"Leadeship"うんぬん』というくだりにこれまでのファンタジー色が消えて躾のためのプログラムかと思ってしまった。アメリカ人ってホント"Leadership"って好きなのね。いや、そりゃ大事だけどさ。休日に一気に仕事に引き戻されたかのような気分。
なんて皮肉な気分になってしまったけれども、終わり方は良かった。サンタを信じる事が出来なくなっていた主人公に贈られた言葉は"Believe"。そしてその信じる気持ちを忘れない主人公には今もなおそのときにもらったベルの鳴る音が聞こえるのだ。うーん、童話なんだしこれだけの方がよくね?
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*1:ちなみに中国語タイトルは『極地特快』