柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

End to end

久々にロンドンで働く後輩に仕事の件で電話をした。こちらは気温20℃で寒い寒いと言っているけれど、むこうは零下5℃から零下10℃にまで至るんだって。ボイラーが不調で10℃以下の部屋で一晩寝たら風邪をひいたっていうけどそりゃそうだ。下手したら凍死しちゃうよ。
そんなことはともかく、今回電話したのは日本と向こうの関係会社の間でちょっとしたトラブルがあったから。製造の担当者同士が話をしていてもなかなか話が進まないのでひょっとしたらと思って電話をしてみたらこれが当たりであった。直接の知り合いだったから案外さくっと片付きそうだけれども、そうじゃなかったらこの件を解決するまでに一体どれだけの時間がかかったであろうかと思うとゾッとする。
改めてこんなこと言うのもなんだけどこの会社は大きい会社だ。規模だけでなくって物理的に長くのびたサプライチェーン、地理的にバラバラな場所に散らばるValue chainの各機能。そこではたらく異なる文化と異なる母国語を持つ人々。大き過ぎて誰一人end to endのプロセスは分かっていないに違いない。十万人を超える社員ががそれぞれ限られた狭い範囲の中で働き、なんとか有機的なつながりの中で前へ進んでいるわけだ。なんかハウルの動く城みたい。それを束ねているCEOの目に映る世界とはどんなものなんなのだろう。想像つかないね。そういう大きい会社では本当にend to endで全て理解するというのは幻想に過ぎないのだろう。それでも自分の関わる範囲の仕事に関してはできるだけ全体像をend to endで理解したいものだ。