柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

飛行機は無事に飛んだけれども

朝5時半に起床。外を見ても雨も降っていないし風もたいしたことがない。やはり昨日までの天気予報はかなり誇張されていたのかもしれないけれども、なにはともあれこの分なら無事飛べそうだ。土曜日早朝の空港までの道のりは気持ちがよいまでに空いていて、わずか20分もせずに空港についた。空港では離陸時間が15分ばかり早くなっている。台風の影響を少しでも避け、早く離陸しようという試みであろう。飛行機はマニラを無事に出発。ところが台風を避けるために大回りのルートを取り、飛行時間はいつもより長くかかるとのこと。大丈夫であろうか。実は今回、成田着13:30、成田発15:30のわずかの隙間を縫って一度日本に入国。そこで彼女のお母さんにあってお願いしていたカメラを受け取り、再び出国して次の便に乗るつもりだったのだ。15:00くらいまでに戻っておけばよいかなと考えていたのだけれども、フライトアテンダントに聞くと14:30までにはすべて済ませて再び搭乗口に来てくださいとのこと。出国手続きや入国手続き、さらに出国後にもう一度カウンターで搭乗の手続きをしないといけないのだという。諸々を考えると、かなりぎりぎりのタイムラインになりそうだ。横浜からわざわざ来ていただくので、会えないということだけは避けたい。
幸い飛行機は定刻よりはやく13:15に着陸し、15分後には空港へと降り立った。ところがイミグレーションは大混雑。こういうときに行列に出くわすとあせるね。関空のスムーズな入国に慣れてそれが普通だとすっかり思い込んでいた。長い行列のイミグレーションをようやく越えた時点で13:50。さらに駆け足で待ち合わせ場所の出発ロビーへと向かった。出発ロビーには修学旅行らしき高校生たちも結構たくさんいて思ったより混んでいる。この分だと出国手続きなどにも思ったより時間がかかるかもしれない。急いで電話をかけるも、今度は頼りにしていたGlobeのローミングサービスが使えない。昨日サービスセンターに電話をしてアクティベートしてもらったのに、なんど試してもまったく電話をかけられない。困った。幸いなことに空港内には公衆電話がある。そちらで前回帰国時に買ったテレホンカードから電話をかける。ところが、なぜか圏外とのこと。いろいろ予定外のことが起こって、あせるね。正直。
ただ待ち合わせの場所はだいたい決めておいたのが奏功し、同じフロアの中をしばらく歩き回ったところ無事に落ち合えた。そこでとりあえずのご挨拶をし、急ぎの用事があるというマニラの彼女と何通かメールをやり取りし、ノースウェストのカウンターに搭乗手続きの確認に。けっこう汗ばんでる。と、電光掲示板を見ていたらいくつかの便に「遅延」のマークが。ひょっとしたらと思って凝視していると、なんとまさに僕の乗る予定のアトランタ行きではないか。しかも15:30予定が驚きの19:00出発。とりあえずここ成田ではあせる必要がないとしってほっと一安心したのもつかの間、今度はアトランタでの乗り継ぎはどうなんだ?ということに気づく。グランドクルーもあら、どうしましょう、とちょっと慌てふためいた感じだったのだけれど、確認の結果ぎりぎり乗り継げることがわかった。それでほっとふた安心。もともとのプランではアトランタで4,5時間待ちがあったのだけれども、それが成田に代わっただけである。
のんびり時間が使えるとわかったので、ノースウェストにもらった2000円分のクーポンを使って二人でのんびりおすしを食べ、タリーズでコーヒーを飲んで歓談。会って荷物を受け取るためだけにわざわざ来てもらうのは内心申し訳なかったのだけれども、これはラッキーだ。入国から出国まで30分くらいの日本滞在になるかなと思っていたのだけれど、2-3時間お話ができた。いやー、何がどう転ぶかわからないものだ。それでも日本滞在最短記録を更新したことには変わりないけれど。さて、あと1時間ほどでアトランタ行きが出発。この先もうまくことが運ぶとよい。