柿の種中毒治療日記

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十二国記

冬休みを利用して、小野不由美さんによる十二国記を読了。1991年に「魔性の子」が世に出てから四半世紀にわたって紡がれてきた一大スペクタクル。

物語の始め、「魔性の子」がホラーっぽく、ホラーをあまり得意としないぼくとしては少し苦手な感じだったのだけれども、その次の「月の影 影の海」からはガラッと変わって古代の中国風の国家を舞台としたファンタジー小説。そこからは話が複雑に絡み合い、いろいろなところでつながりあって少しづつ秘密が解き明かされ、物語が進んでゆく。

出て来る人物がとにかく魅力的である。あまりの面白さに読み始めたらとまらない。現時点で刊行されている全11冊すべて大人買いして読みきった*1。最近読書量がかなり減っていて、途中でやめてしまうことも多いのだけど、久々に夢中になった。

2019年に待望の新刊が出るとのこと。惜しむらくは電子書籍では出版されておらず、本棚にどんと本が増えてしまったことだけれども、それを超える価値がある。次が待ち遠しい。

 

 

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

 
月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)

月の影 影の海〈上〉―十二国記 (新潮文庫)

 
月の影 影の海〈下〉―十二国記 (新潮文庫)

月の影 影の海〈下〉―十二国記 (新潮文庫)

 
風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)

風の海迷宮の岸―十二国記 (新潮文庫 お 37-54 十二国記)

 
東の海神(わだつみ) 西の滄海―十二国記 (新潮文庫)

東の海神(わだつみ) 西の滄海―十二国記 (新潮文庫)

 
風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫)

風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (新潮文庫)

 
風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記 (新潮文庫)

風の万里 黎明の空〈下〉―十二国記 (新潮文庫)

 
丕緒の鳥 (ひしょのとり)  十二国記 5 (新潮文庫)
 
図南の翼 十二国記 (新潮文庫 お 37-59 十二国記)
 
華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)

華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)

 
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)

黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)

 

 

 

*1:Amazonには新刊在庫がなかったけれど、紀伊国屋オンラインにはすべて在庫あり

2019年

新年明けましておめでとうございます。

 

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昨年はほとんどこのブログを更新せず。Facebookへもほとんど投稿しなかった。Instagramには月2枚くらいだけ写真をアップ。Twitterは読むだけ。あとはもっぱらLINEで田舎の父母に孫の写真とビデオを時折送るぐらい。日々忙しく楽しく過ごしていた気はするけれど、振り返ってみても毎日何をしてどう感じたのか、なかなか思い出せない。 娘と息子がすくすく育っているのは何よりだけれども。

このブログが誰に向けてといえば、実は未来の自分に向けての日記なのかもしれないな。今年はもう少し投稿の頻度を上げてみようかと思います。

宝石

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日曜日。朝歯医者にいって、家に帰ってお昼を食べたり子供と遊んだり。子供達の昼寝の時間がやってきたので、ひとり新宿伊勢丹へ。ふだん横浜のデパートで十分だと思っていたけれど、やはり伊勢丹は面白い。メンズの品だけでビル一棟すべて埋めてくれるなんて夢のようである。BOGLIOLIのスーツを買い、Paul Stuartでパンツとジャケットを購入。お土産を求めてデパ地下を散策して、資生堂フルーツパーラーのゼリーと福砂屋のカステラを買いました。家で待っていてくれた子供たちも大喜び。フルーツの果汁がギュッと詰まってとても美味しい。光り輝いていて宝石のようだ。