柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

台湾旅行2日目

台湾旅行2日目。朝食はWestinのビュッフェで済ませ、朝は買い物をしにそごうへ行ってみた。タクシーで大通りと路地裏をどちらも走ったのだけれども、なんだか街並が日本の地方都市のようでとても楽しい。ビルがそこまで高くなく、片道三車線の道路という規模感*1。路地裏に入れば狭い道に二階建ての建物が並び、道路に面して店なんかもある。路上駐車のスクーターも多く、なんだか既視感。路面の店の看板の感じも、なんだかすごくほっとする。中国本土とは全く雰囲気が違うのである。
そごうもとても清潔でいい香りも漂っていてリラックス。もしも日本から旅行に来ていたら特に面白くもないのかもしれないけれど、中国本土から来てみると台湾のデパートがとても洗練されているのが伺えて面白い。香港もあか抜けているのだけれど、香港のそれと比べるとベクトルがだいぶ日本よりな感じ。地理的な近さや歴史的な要因、色々なことがあるんだろうな。


そごうでは娘のおもちゃをいくつか購入。日本のデパートだから当たり前という気もするけれど、品揃えがとにかく充実。上海の伊勢丹と比べても、台湾そごうは格段に上である。そのあと地下のCity Superでお寿司のパックを買ってホテルに戻り、横浜から今日到着した妻の両親と落ち合った。そのあと妻と娘は台湾で暮らす友人二人とお茶をしに。残り3人は別行動で故宮博物院へ。


故宮博物院



故宮博物院は国慶節でやってきている中国人団体観光客で大にぎわい。その昔中国本土から国民党政権とともに台湾へとやって来た宝物をどういう気持ちで眺めているのか興味深い。中へはカメラ・バッグのたぐいは持ち込めない。荷物を全て預け、日本語ガイドのレシーバーを借りた。ガイドは100TWD、入場料も160TWDととってもリーズナブル。
二時間かけていろいろな文物を見て回る。古代の玉器から明朝・清朝の文物までものすごい量でとてもではないけれど全ての部屋を見て回ることは不可能なのでめぼしいものをピックアップ。なかでも面白かったのはガイドブックで必ず取り上げられている翡翠製の白菜の細工物。緑と白が斑になり黒い筋が入ったりして、貴石としてはそこまで質の高くない原石の中に白菜を見て取り、元の石のまだら模様を全て生かしながら白菜の形に仕立て上げていったとのこと。美しい石を美しくするのではなく、美しくないものから美しいものを見出すというのはすごい高度な芸術だな。それ以外にも象牙や竹製の細かい彫刻や100年かけてつくられたという象牙の球体などなど息をのむ洗練された文物の数々にただ見惚れた。
これらの多くはその昔、皇帝の寵愛を得ようと考えた高官達が競うようにして美しいものを作らせ、献上したことによって宮廷に集まったのだという。礼物により尊敬の念を表すと同時に、それに対する見返りを期待するというのは今も昔も変わらぬ中国文化なのかもしれない。


ディンタイフォン@台北101

二時間かけて故宮博物院を見たところで、タクシーがさっとつかまったのでタクシーに乗って新光三越へ。新光三越は日本のそこらのデパートを遥かに超える規模と品揃えですごく面白い。妻と娘と6時前に合流し、てくてく歩いて台北101へと向かった。台北101の地下にはディンタイフォンの支店があるのでそこで夕食。ディンタイフォンはいつもどおりの大混雑だったけれども、相変わらず美味しゅうございました。ディンタイフォン以外のところを開拓するのが目的だったのだけれども、それは明日以降に持ち越しです。


*1:広州だと片道6車線、ビルも高層ビルだらけである