柿の種中毒治療日記

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プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門(1)

大学の教養課程の時に1−2年ほどプログラミングをやっていた。Cで立方最密充填構造の充填率を求めるという課題には四苦八苦した。それももう20年も前の話。

自分たちの仕事をもっと手抜きをできないものかとExcel Macroくらいは使っていたけれど、やっぱりいつまでたってもプログラミング超初心者を抜けた気がしない。せめて初心者になりたい。Kindle Unlimitedでみつけた本を読みながら少しずつ自分でコードを書いて勉強中。いちいちコンパイルしなくてもプログラムが走るというのは学習には最適。

NINETEEN

Kindle unlimitedでみつけたきたがわ翔さんのマンガ。中学生ぐらいの時にBBフィッシュというマンガを読んでたことを思い出して、ペラペラとめくってみた。

登場人物のファッションだったり、言動だったりがなんともバブル期のマンガという感じ。主人公にあまり共感できない。それともぼくが19歳x2を超える年月を過ごし、そういう感受性というものを失ったのか。19の時に過ごした東京の様子ははっきり思い出せるようでもあり、靄の中にかかっているようでもあり。

NINETEEN 1

NINETEEN 1

黄葉

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月曜日。朝から娘はハロウィーン・パレードでおめかし。ぼくはというと明日からに迫ったビジットに備えててんやわんや。とはいえまだまだ赤信号ではありません。

今夜はかなり気温が下がって気温五度前後、強い風と相まって体感気温は氷点下。明日の朝はさらに冷え込んで気温も氷点下の予報です。寒い冬がやってきます、って毎日そればっかり家で話しているね。今週から床暖房も入れ始めました。初めて韓国にやってきた二年前に、10月頭には床暖房を入れていたことを考えると、体も少しだけ寒い冬になれたのかもしれません。家の中はともかく、外の寒さに耐えるためダウンジャケットも引っ張り出しました。今年もあと二ヶ月です。

写真は昨日撮った黄色い葉。緑の色素クロロフィルが気温の低下に伴って分解され、残った黄色の色素カロチノイドの色が目立ってくるのが黄葉の仕組みだそうです。

カエデやイチョウの紅葉・黄葉について

『グーグル ネット覇者の真実』

グーグル ネット覇者の真実

グーグル ネット覇者の真実

土曜日です。昼はリクルーティングのイベントで駆り出され、夕方ヨンドンポのコストコで買い物。そのあと家で一人のんびり『グーグル ネット覇者の真実』を読了。かなりの分量の本だったけれども、全く飽きず。How Google Worksも面白かったけれど、こちらは組織論にとどまらずグーグルの収益源とプロダクト・ポートフォリオの拡充、別の国への進出、プライバシー保護や独占禁止法との兼ね合いなどなどより広範な範囲を取り扱っていてかなり面白い。個人的にはぼく自身が4年間過ごした中国でのグーグルの取り組みと撤退までのエピソードが大変面白かった。この本もすでに出版されて数年経っているから、ここからどういう風に変わっているのかはとても興味深いところである。

さて、自分の仕事・職種に対するインパクトという意味でいうと、新規事業の際に財務的な制限を考えずに済む(むしろ考えてしまうとイノベーションを起こせない)というのは新鮮だった。これはアドワーズアドセンスで強固な収益基盤を持っているグーグルならではなのか。それともTry, error, fix and scaleがより容易になっている昨今、テック企業ではスタティックなファイナンシャルプランニングの意義というのはどんどん失われてきているのか。韓国の自分のチームで働いていた若手も、グーグルをはじめとするテック企業やベンチャーへ転職していくことが多くなっている。しかも彼らはファイナンスとしてではなく、ファイナンスがわかるビジネスマンとして活躍している。テクノロジーがファイナンスの仕事を駆逐するという日が来るのかもしれないな。そろそろぼくも40代が目の前。さて。