柿の種中毒治療日記

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冠婚葬祭業界

冠婚葬祭業界にプライシングの競争って存在するんだろうか?葬式の方は悲しみで気が動転してて値切ろうなんて客はなかなかいないだろうし、婚礼の方はめでたいことだから、っていう理由でかなりのプレミアムが乗せられてるよね。例えば、装花代の高いこと高いこと。大きな花が一個だけついて後は葉っぱのブーケが一個5万だなんて信じられない。街の花屋さんで頼むと1万ちょいでできるんだけど、ホテルには持ち込み禁止だったり持ち込んでもいいけどブーケを置く台は貸せませんという話になるわけ。テーブルの花もほんとしょぼいので1卓1万とか。*120万もしないプロジェクタのリース代が一回3万とかさ。アルバム作成に至っては。。。下手すりゃプラズマテレビにも手が届く。
うむむ。正直見積もりとはかけ離れてきた。ゼクシィなどの結婚準備の本にも見積もりよりもどんどんコストが膨らみがちということは書いてあったんだけど、それを今更実感する。こないだ結婚式を挙げた友人に至っては当初見積もりの倍になっちゃったらしい。そんなの「見積もり」って言えんのかよ、と文句の一つも言いたくなるけど、それもまた式場がわとしては当然かも。というのも客の側は一旦式場を決めて手付金を払ってしまったら、あとはよほどのことがない限り式場を変更するなんてことはないから、ホテルとしては成約取れるぐらいの額で見積もりを見せて成約させてしまうことが一番大事な訳だ。んでもって後から『こっちにするともっと素敵ですよ』って色々付け加えていくのは簡単だし。これから結婚式の準備をする人は、当初見積もりx1.5倍くらいは見といた方がいいですよ。多分。
まあ、後はがむしゃらに働くのみです。

*1:今日の写真、田舎の母から送ってきた入籍祝いのバラ。一万だったらしいけどこんなに素敵。変な『空間プロデュース』された一輪の花よりこっちの方がよっぽどいいと思うが