柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

インターン終了

一週間にわたったインターンがいよいよ終了。この一週間、学生さんたちが激しく討論しながら一つのものを作り上げて行くのを見て行くのはとても楽しかった。インターン直前にチームメンバーが一人会社を離れた事もありかなりagilityを問われる一週間だったけど、みんなの協力もあってとてもいいものになったのは満足。そして、数多くの学びも。

  1. リソース確保はリーダーとして絶対やらなきゃいけない。リソースなしには何もできない。*1
  2. 仕事の責任範囲・指揮系統は明確に。誰が何をやっているのかわからない、いま何をすべきか分からないというのは最悪の状況。必ずしもリーダーにすぐに連絡、指示をもらえる訳でもないからこそ、メンバー個人にdelegationしていかないと。
  3. とはいえdelegationって難しい。何もせずにただ仕事を任せるだけだとチームメンバーの行動がバラバラになる。それってただの責任放棄。大枠としての決めごとをどこまできっちり作れるのか、そしてその中で各メンバーが責任をもって行動できるのか。
  4. 採用人数/ゴールというのは上から与えられたものだけれど、帳尻を合わせるためだったり、一時の思い入れによってcriteriaを下げる事は絶対やってはいけない。それって結局不誠実極まりない事だから。採用って自分自身のdisciplineとintegrityを問われるいい機会だ。
  5. もっと効率を上げて行くやりかたを模索しないといけない。今はチームメンバー全員が一週間まるまるこのプログラムに時間を割いているような状況だし、そのため本来の仕事に手が回らなくなるという周りからの批判もある。プログラムの有効性を失わずに、どこで効率化を図って行くのか。

まだまだ、リクルーティングはつづく。しっかりと学びを生かさねば。

*1:これはHBS留学記の受け売り