柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

度量

忙しくいろんなことを片付けてがんがん仕事を進めてるけど、ちょっとテンション高すぎて見落としがありそうかな。ぽちっと送信ボタンを送った後で改めてメールを見てみて、前置詞が変だとか、動詞がないとか、by the end of the monthと書くつもりがweekと混ざったのかby the end of the workになってたり。意味わかんね。
とまあそんなことはともかく、今日はかなり充実した仕事ができた。色々なエリアを担当している人々と電話会議をして、現在の仕事のプロセス・タスク・責任範囲を洗い出して文書化していく。いままで知らなかったことがどんどん自分の中で腑に落ちていく。引き出しが増えていき、その引き出しと自分の今まで持っていたものを対比してどちらがいいのか・どうするべきなのかを考えていくのも楽しい。
さらにこのプロジェクトに携わるようになってから知識以上のものを身につけているなと感じる。それは粘り強いコミュニケーション。細かいところまでつめなきゃいけなくってお互いの『当たり前』なことがお互いにとって『当たり前』ではないから知ったかぶりは禁物。だからといって知らないことに対して卑屈になる必要もないし、かといって知らなくて当然・だから教えろというような態度ではもちろんうまくいきっこない。なぜここまできっちりやるのかという問題意識をまずは共有してもらって、粘り強く確認をしていきながらとことん細かくつめていく。神は細部に宿る、がモットーの僕は水を得た魚の気分。大局を見ることを求められているプロジェクトマネージャーの仕事だけど、メンバーと密にコミュニケーションをして各所でなにが起こっているのかを俯瞰的に見ながら旗を振っていくのは楽しい。
とはいえ、自分が何でもやるんではなくって、人をどれだけ励まして活躍してもらえるようにしていけるか、というのは大きな課題だな。このプロジェクトとはまったく別の仕事、今度兼任することになった仕事の件で後輩のDaiと彼の部下たちと会議をしたんだけど、彼はいい上司だなと実感。大きな目標をかかげ、重要事項を掲げてそこにフォーカスするように促し、部下のこれまでの達成してきたことを引き合いに出しながら今度のチャレンジングな仕事をするのにいかに部下たちが適任なのかを快活に説明して彼らの気持ちを高めていく。すごいね。この気持ちを冷まさないように、どんどん進めていきたい。