柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

恐怖政治

mangoくんの部署の一番上の人は強圧的な人ではなく、人当たりがよさそうで話しかけやすい雰囲気、かつ頭の良い人だそうだ。一方でぼくがいる間接部門のもっとも上の人はかなり軍隊系。部下のプレゼンもちょっと要領を得なかったり自分が聞く価値がないと判断したら、すぐさまStopといって黙らせるそうな。そんな人がアメリカからお越しだったので、マネージャー陣がこの一週間とてもピリピリしてた。
ある地域を統括するお偉いさんもかなり軍隊系。その地域の中で僕が担当している国で一つ、ささいな問題が起こった。そこでその国のトップをつとめる昔の上司のSさんに電話したら、かなり神経質になっていた。あの明るい彼女がここまで神経質になるってのはよっぽどの物なんだろうね。ぼくもボスのボスであるPさんと話をしたら、『これはSensitiveなトピックになりうるから気をつけろ』と。うわお。
こういう人が上にいると組織の雰囲気って本当に変わるね。会社という組織である以上いろいろなタイプの人間が集まるのはしょうがないけど、そういう人に対して『恐怖政治でコントロールしようとするなんて、そんな人間性を尊重しないやり方まっぴらだ』なんて内心反発してしまうぼくはまだまだ青いんだろう。