柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

肝を冷やす

夕方6時に終えてオフィスを出た。今日はPension Plan Celebrationとかいうこちらの会社で一年に一度のイベントなのだ。年金プランを祝う会とは何ぞや?という疑問はさておき、オフィスを出てタクシーを捕まえに歩く。と、ぱらぱらっと来たと思ったら突如ものすごく激しい雨が降ってきた。傘を持っていなかったのでジャケットを頭にかぶるもみるみる全身が濡れて行く。交差点の途中の安全地帯で立ち止まって、パソコンが入ったリュックが濡れないように背中からお腹の方に回そうとした瞬間、左手の薬指にはめた結婚指輪が雨で濡れた手でツルッと滑るのを感じた。あっと思って手を握りしめたんだけど、開いてみたらどこにもない。うわーー。
ものすごい雨でみるみると道路沿いを水が覆って行く。しゃがみ込んで道路を手で探すけれども、暗くなりかけの激しい雨の中では全然見当たらない。道沿いに出来始めた水の流れにも手を突っ込んでみるけどない。困りはてていたら、一緒に探してくれていたMelanyとCaroleが少し離れた路上に光る指輪を見つけてくれた!
あー、うれしい。体は完全にずぶぬれになって、タクシーの中みんなで寒いねー、風邪引いちゃいそうだねなんて笑ってたけれど本当に助かった。会場にたどり着いて、トイレの手の乾燥機で手でしぼったシャツを半分乾かしてなんとか事なきを得た。
と、思ったらホテルに帰ってきて今頃熱っぽさがやってきた。やべえ、風邪引いたかな。