柿の種中毒治療日記

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ノモンハンの夏

2016年最初に読んだのは半藤一利さんによる『ノモンハンの夏』。関東軍と中央のコミュニケーション不足、精神主義、根拠なき強気を良しとし根拠のある諫言を臆病と退ける文化。組織人の一人として、考えるところがたくさんある本。

その中でも参謀・辻政信に対する半藤の筆は非常に厳しく『絶対悪』とまで描いている。その一方で終戦後に衆議院議員参議院議員にまで選ばれてもいる毀誉褒貶の激しい人物のようだ。『正義感が強い』人間が『絶対悪』となりうる。もう少しこの辺りの話を掘り下げてみたい。

ノモンハンの夏 (文春文庫)

ノモンハンの夏 (文春文庫)