年の瀬も迫る中、浮世のことを忘れようと神々の島バリ島へと出発!関空まではクルマで直行。そのまま預けて、夕方発の関空発デンパサール往きに搭乗。
大学一年生のときに一ヶ月ウブドに滞在して以来、10年ぶりのバリだ。10代最後の年に初めての海外旅行で訪れたバリに、20代最後の年に再び訪れるという何やら節目な再訪問。いつか再びと思いながらも、なかなか踏ん切りがつかなかった場所だ。とはいえ、今回はまずはのんびり、本でも読みながら夜はガムランに酔うというのが目的なので本棚の中の本を大量に持って行く事にした。それからカメラとマクロレンズにMacBook。
- まずは村上春樹の三部作。まさに10代の終わりに読みふけった本。そして今三部作の終わりの20代最後という意味ではぴったり。(風の歌を聴け/1973年のピンボール (講談社文庫)/羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫))
- 南の島に行くときはなぜか必ず持って行く本。もうぼろぼろになってる。(世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド〈上〉 (新潮文庫))
- 塩野七生の本を是非と思うも、さすがにローマ人の物語全巻は重すぎるし長過ぎるのでこちらの三部作を。(コンスタンティノープルの陥落 (新潮文庫) ロードス島攻防記 (新潮文庫) レパントの海戦 (新潮文庫))
- こちらは彼女チョイス。タイトルも物理的にも重い本だ。(紛争と難民 緒方貞子の回想)
- アメリカ人、しかもウォールストリートで稼ぎまくって世界中探検している人の冒険記。こないだ出張時に新幹線の中で読んでたんだけど、まだ読みかけなんでとりあえず。豪快なまでにアメリカ人的視点(冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫))
- 西欧中心史観に対してバランスをとるために。10年前バリを訪れたころの僕はレヴィ・ストロースなんかを読んで西欧中心史観ダイッキライなんて思ってたけど、気付けばアメリカ企業で働いている訳だ。(銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎)
さてさて、何冊読める事やら。