あるプロジェクトで苦い決断を求める稟議をあげて、それが認められた。自分では正しい事をしたと当然信じているけれど、強気と弱気、無謀と慎重のバランスについて考えさせられる。前のめりになって無謀な決断をして失敗という事もあるし、逆にびびって腰が引けてしまって戦わずして負けという事もあるし。
結局のところやっぱりビジネスディシジョンっていうのはサイエンスだけでどうにかなるものではなくって、度胸とセンスがものをいう気がするね。といってもデータやロジック、サイエンスを軽視するつもりは全くないけれど。右脳と左脳が高度に融合したビジネス観があって、データと直観の双方によって裏打ちされた自信があってこそ、決断に踏み切れるんだろうな。経営者への道は長く遠い。
