柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

すっぽん&旅立ち

年末にみんなでカニを食べに行ったプロジェクトチーム。そのプロジェクトを支えた立役者がいろんな事情で転職する事になり、フェアウェルをかねて次にみんなで行きたいねと言っていたすっぽんを食べに阪急塚口は遠山というすっぽん料理屋に行って来た。
人生初のすっぽんはなかなかナイス。身はちょっと鶏肉のような味で皮はゼラチン質たっぷり。皮は最初はそう美味しいとも思わなかったんだけど、時間が経って煮込まれるにつれてとろみがまして見違えるうまさ。そしてなにより腕。爪が見えてちょっとグロテスクだけど、食べてみると鶏肉のような部分とゼラチン質がうまく混じり合ってとても美味しい。イメージ的には豚足に近いのかな?とにかく予想していた生臭さは全くない。
さらに、すっぽんの刺身&生き血にもチャレンジ。刺身は魚のような味で、肝臓も牛レバーよりぜんぜん臭みもなく食べやすい。これぞすっぽん、って言う感じなのは生き血。白ワインとのブレンドだったからか飲み口も爽やか。ただ、飲んだ後に体がかっかと火照って来た。こりゃすげーや。最後の雑炊にもすっぽんの出汁がしっかりしみ込んで絶品。
とここまでは食べ物の事ばかりだったけど、彼女が会社を去るのはとても残念だ。リーダーシップの3E(Envision, Enable, Encourage)という枠のどこかにぴたっとはまるわかりやすい感じのスタイルではないけれど、彼女のおかげでとても雰囲気が良くみんなが頑張れるチームの環境が産まれてたんだと思う。チームビルディングが得意、というのは人柄と自分自身が粘り強く努力する姿勢の結果なんだろうな。
これはExecutionという4つ目のEに関して彼女がとても強い事も関係しているんじゃないかなとも思う。自分が頑張って、それが口だけではなく形に変わって行く。そしてその姿を周りが見る事で周りも巻き込まれて行く。こうやってみんなが動いたプロジェクトってチームメンバーの真剣味や情熱がやっぱり違ってくるし、その結果いろんなプランの一貫性が保たれやすくなるんじゃないかな。結果を出すためには口だけのリーダーシップではなく、こういう実地のリーダーシップが必要だよなと思った次第。
なんだか酔ってて何書いてるのかわからなくなってきた。熱い気持ちになったことだけは覚えておこう。