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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

寿司廣@Causeway bay


大学のときの友人のひとりがこの9月から一年間香港で働いている。せっかくなのでいっしょにお昼を食べに行ってきた。コーズウェイベイの寿司廣というおみせ。しばらく日本に帰っていないぼくにとってはとても嬉しい味。このあと滞在先まで戻って昼から缶ビールを開けた。
それにしても、彼と香港でいっしょに寿司屋に行くことになるなんて10年前には思ってもみなかった。そのころはお互いお金がなくって、たまにお酒を呑むにしても安酒を買ってきて家飲みだった。寿司屋に行くなんて頭をかすめもしなかった。ぼくたちはおたがい理学部に在席していたのだけれど、ぼくのなかでは海外留学や海外就職に対してはごく曖昧な希望的観測しかなかったし、ましてや中国に来ることになろうなんて思ってもみなかった。ところがいまぼくはコーポレート・ファイナンスを仕事にして中国にいるし、彼は弁護士として香港へきている。いったい人生何がどこでどうなるかつくづく分からないものだ。でも人間10年あったって変わらないところは変わらない。彼は相変わらず勉強熱心で、色んな本を読んで学び続けている。彼の粘り強さだったり努力しつづけるところを見ていると身がひきしまる。
そんな彼も一児の父。仕事の話や景気の話も興味深いけれど、家族の話をしているときが一番幸せが伝わってくる。その幸せそうな表情は10年前の記憶を探ってもなかなか出てこない。お互い家族ができて、やっぱり少しずつ少しずつ変わっているのだな。あたりまえだけれども。