柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

ミラノ

ついて早々だけどミラノは今日のみ。午前中はグループで観光、午後は自由行動。
(AM)サンタ・マリア・デル・グラッイエ教会*1 - スフォルツェスコ城 - ドゥオモ*2 - 昼食(ミラノ風カツレツ&リゾット)
(PM)ダ・ヴィンチ科学技術博物館 - スカラ座 - ドゥオモ - ブランド街をぶらぶら - 夕食(ペスカトーレとルッコラとトマトのピザ)

ファッションの街ミラノ。どんなにおしゃれな街だろうかと期待してたんだけど、これはあまり正解ではなかった。とにかく町中落書きだらけ。ヒップホップ文化の影響だろうか、グラフィックアートのつもりなのかもしれないけど、むしろ暴走族の落書きのような感じ。かっこよくスーツを着こなしたビジネスマンは大勢目撃。ファッションの街というよりビジネスの街だなと感じる。
午後のダヴィンチ科学技術博物館はなかなか面白かった。お客はものすごく少なかったので、あまり一般受けするところではないのかもしれないけど、ダヴィンチの設計図を基に作られた模型(浚渫機に攻城兵器、ヘリコプターなど)、人体の解剖スケッチに最後の晩餐のレプリカなど、多数のレプリカが並ぶ。語りつくされていることではあるんだろうけど、改めてダヴィンチには感銘を受ける。現代科学は蛸壺化されているなんて声もあるけれど、ダヴィンチはその対極。もちろんその分今の科学的見地から見れば間違いだって多数あるんだろうけど、やはり「広く、深く」を目指したいものだ。

最も思い出に残ったのは実はこの日の夕食。ホテル近くの何気なく入ったピザ屋だったんだけど、ペスカトーレ(魚介のスパゲッティ)もピザもこの旅の中で最もおいしい食事だった。というか、こんな旨いスパゲッティ人生初だ!魚介類のエキスがトマトベースのソースに絶妙なバランスで加わって、魚臭すぎずコクのある味。ここはぜひまた行きたい。

*1:最後の晩餐のあるところ。予約を取ってなかったので実物は見れず

*2:内部を見学のみ。上には午後登る