柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

初来星

朝6時前に起床。7時ちょいすぎにはオフィスについて、早速出張の準備。いくつかデータ分析などをして、9時半の関空行きバスに飛び乗った。10時過ぎのバスで間に合うはずだったんだけど、珍しく満席でしょうがなくってさ。バスではたまたまうちの事業部長の奥さんと相席になったのでせっかくの機会なのでいろいろ話す。英語でスモールトークができるかどうかって大事だなー。仕事の話してるほうがまだ楽だ。
関空からはシンガポールへはJALで。ビジネスクラスという割に席は新幹線のグリーンシートに毛が生えたようなもんでちょっとびっくり。機内食はかなりおいしかったし、距離もまあ6時間半ほどなので別に不満はないんだけどね*1機内では白洲次郎の『プリンシプルのない日本』を二度読む。メモはまた今度として、全編に共通するテーマに共感。
マレー半島上空からはプランテーション農園らしき場所だとかえびの養殖でもしてそうな生簀もちらほら見える。せっかく購読しているナショナルジオグラフィックとかの特集を普段あまりまじめに読んでないからか記憶があいまいだけど、マレー半島の産業とかも興味深い。ひょっとしたらこのへんのマングローブも日本へのえび輸出だとか木材輸出だとかのためなくなってしまってるのかな、なんて。家に帰ったらGoogle Earthでもう一度上空から見ながらナショジオでも調べてみよう。なんてことはともかく、エメラルドグリーンの海と白い砂浜に南国らしさを感じながら日本時間の夕方6時半には到着。時差は一時間だけなので体はとても楽。時計についてるせっかくのGMT機能はそんなに役に立たないけどね。
空港からはタクシーで30分ほどでシェラトンに到着。ささっと荷物を解いて、一緒に来た数人と夕食をとりにシンガポール有数の繁華街だというRiver Valley Roadへ。ここのShirazというお店でペルシャ料理をベリーダンスつきで堪能。ペルシャ料理ってトルコ料理にかなり似てて、ケバブがメインだ。しかし、シンガポールって思った以上にインターナショナルな都市でびっくり。飛び交う言葉もそうだし、歩いている人種も本当に多様。ちいさなちいさなシンガポールという国が、アジアで成長しているひとつの理由はこの国際性にあるんだろうなって肌身で感じた。
ホテルに帰ってからインターネットにつないで会社のメールを取り込む。けちって1時間16SGDのプランでつないでるんだけど、50通程度のメールを取り込むだけですでに40分。こりゃ仕事にならん。12時も回ろうとしてるし仕事は明日に回して寝るか。

*1:アメリカ行きとかで10時間とかかかる場合はやっぱりフルフラットのほうがいいな。その点NorthWestのほうが席はいい。サービスとか機内食とかはどうかとおもうけど。一説にはNorth Worstだってさ