柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

フィリピントイレ事情

文化の差というのはいろいろな所に出てくるもんだけど、こんなところにも。ちょっと汚い話なので食事中・もしくはそういう話が嫌いな場合はご遠慮ください。
前回の旅行と通算して10日くらいのマニラ生活でひとつ気になっていたことがある。それはトイレにおいてあるゴミ箱。男のぼくにはトイレにゴミ箱って日本ではあまりなじみがない光景だけれど、ここマニラではどこでも馬鹿でかいゴミ箱がおいてある。フタありのものもあればなしのものも。
見た感じから大体想像つくけど、それでもあれは何なんだろうと気になっていたので日本人に聞いてみた。答えは思ったとおり。ここではトイレで用を足した後に拭いた紙をトイレに流す習慣がないんだって。だからとなりのゴミ箱に捨てる。ま・じ・で・す・か・・・
インドネシアで水道と手で洗うトイレに出くわしたときもかなり衝撃的だったけれど、後に残るという意味ではこれもまたびっくりだ。
というのもオフィスビルなんかでは配管パイプが細くって紙を流したら詰まっちゃうんだって。だから、トイレによっては紙を流すなとの注意書きがあるそうな。幸いコンドミニアムなんかは太目の配管で設計されているから日々自分の家でそういうことをする必要はないらしいんだけれどね。
自分の家でもそうだったら誰が掃除をするのか、自分でもやだけど彼女にやらせるのはもっと恥ずかしいとか思ってたのでそれは何とか免れたけどさ。家は太目の配管で設計して、それ以外の建物は細いパイプとか、区別する意味が分からない。トイレットペーパーが水溶性かどうかも怪しいし。世界は広いなあ。