柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

ライチ狩りに行って来た

ライチは中国南部原産で熱帯・亜熱帯地方で栽培される果物。上品な甘さと香りから中国では古代より珍重され、楊貴妃が華南から都長安まで早馬で運ばせた話が有名である。
Wikipediaより

日本では冷凍品が流通しているくらいであまり食べる機会がなかったけれど、フィリピン生活中に生のライチのおいしさに目覚めた。冷凍品とは違ってとても香りだかく、甘いのだ。広州付近でもライチ農家がある。旬の季節はごく短く、そろそろ旬も終わりに近づくとのことなので今日は広州から車で北へ一時間半ばかり走って从化市へ。
初めて見るライチの木は意外に樹高が低く、身長80cmほどの娘でも手が届くところにも実がなっている。実のつき方も独特で、ひとところにかたまってどさっと赤い実がなっているのはなかなか面白い。といっても美味しい実は木の上の方。慣れた広州の農家の人たちが細い枝をどんどん登って行き、ライチの実がどっさりついた枝をどんどん落としてくれた。
とれたてのライチは良い香りでとても甘く、本当に美味しい。スーパーで買える生ライチも美味しいと思っていたけれど、それを上回る新鮮さ。ただ地元のひと曰く、『ライチは熱が出る』らしく、あまり食べ過ぎてはいけないそうだ。なのでそんなにたくさんは食べなかったのだけれども、十分満足。
いままでみかん狩り、リンゴ狩り、梨狩り、イチゴ狩り、ぶどう狩りにいったことはあったのだけれども、まさか異国の地でライチ狩りに来ることになるなんてね。天気にも恵まれそんなに暑くなかったし*1、蚊がたくさん出ると聞いていたのだけれどまったく刺されなかったし。楽しかったです。





*1:といっても汗だくになったけど