中国でもiPhone4は大人気。会社でも多くの人が使っている。しばらく前まで品薄で、そのために正規店でもプレミアムがつく始末。そんなiPhone4をドライバーのチャンさんがニセモノマーケットで格安で見つけたと言う。彼曰く、「かなり本物っぽい」。といっても彼は本物を持っているわけではないので当てにはならないのだけれど、話の種に昨日中山六路あたりにあるマーケットに連れて行ってもらった。それが上の写真。どうですか?筐体は確かにiPhone4っぽいのだけれど、見れば見る程全く違うでしょ。
- ものすごく軽い。
- ディスプレイの解像度がすごく粗い。
- アイコンは似ているけれど、やっぱり細かいデザインが違う。
- タッチディスプレイではなく、なんと感圧式。ぎゅっと押すと反応する。
- アプリケーションは全く別物。似ていたのはアイコンのみ。”Music"と書かれたアイコンをクリックすると、なぜかwmvの拡張子のついたファイルネームがずらり。
ちなみにこのiPhone4もどき、値段はなんとわずか300元、3800円程度です。こんなんいくらなんでもだまされんやろ、と思いきやチャンさん見事にだまされてた。この国でビジネスをやっていて改めて驚くのは海賊版の流通量。ぼくが今担当しているビジネスでさえ、ニセモノは真剣に悩みの種なのだ。頭が痛いのです。