本当は木曜日に広州に帰る予定だったのだけれども、予定が入ったので一泊延泊。朝からオフィスでかなり細かいところまで予算管理のシステムの話をした。ふだんそういう細かい話をすることはあまりないのだけれども、細かいところまで入ってみるとなぜそのシステムの評判が悪いかが良くわかってくる。
システムそのものも使い勝手がそこまでよくないけれど、実は運用する側がまったくシステムの設計思想を理解してないがために、おかしなプロセスを作っちゃってるんだよな。現場が使うことを前提に設計されたシステムのオペレーションを海外にアウトソーシングしちゃったらそりゃリアルタイムなプランニングツールとして使うなんて無理筋である。
極端な話、エクセルほど使い勝手のいいツールはないけれど、エクセルじゃ自由度が高すぎて大規模な運用には向かないんだよな。それなのに『エクセルの方が使い勝手がいい』ってのはそれまた無理な要求だ。
現状は分かったけれども、じゃあどうするかと言われれば今の時点では五里霧中。
