土曜日。ドライバーさんから今日はドラゴン・ボート・レースがあるよと聞いて、お昼ごはんを食べた後に珠江に行ってみた。午前10時頃からやっているらしいので、まだやっているかどうか心配だったのだけれども、14時現在河岸は黒山の人だかり。まだやってそうだ。河岸には欄干の内側に柵が張り巡らされ、そこにずっと人が張り付いている。よく見えない。
なんとか人の頭越しに覗いてみたら、長いボートを太鼓の音に合わせてこぐ人々。しかし、すこし拍子抜けだったのはボートをこぐ人々の格好。みんなオレンジ色の救命胴衣を付けているもんだから、いまいちフォトジェニックではないね。香港のドラゴンボートレースの写真を昔見たことがあるのだけれど、チーム別に赤や青、黄色の派手な中国風のデザインのユニフォームを着ているのが印象に残っている。それを想像していたもんだから、ちょっと拍子抜け。もちろんリスクを考えれば救命胴衣を付けてやるのはいたしかたないところだけれども。
伝統衣装に身を包んだおじさん発見。どうしても前の人の頭を避けてとることが出来なかったのが残念。この船はレースには参加していなかったので、多分イベント用なのかな?
娘と二人で見に行って、娘を肩車しながらの写真撮影はなかなか難しかった。望遠レンズを持っていかなかったので、あまり迫力のある写真が撮れなかったのも残念である。とはいえ、丸3年近く中国で暮らしてきて、ようやく見ることが出来たのでひとつやり遂げた気分。